テスト前の嫌な気分を吹き飛ばせ!? 360°展望快晴の毘沙門山

こんにちは,hinkochiです.

さてさてあと10日くらいでテスト.

あー勉強しなきゃと思うものの気が乗らず・・

外を見ると快晴! 体がうずうず・・あ〜外に行きたいな

ということで近くの山へ登る事にしました.まさに現実逃避です笑.

選んだ山は福岡市西部にある毘沙門山(びしゃもんやま),

その麓の大学に通う私hinkochiは,引っ越したときからずっとこの山の存在が気になっていました.
なぜかというとその山の形です.

このように山の半分側が急な崖となっているのですね.
非対称な形(台形?)の山は遠くから見てもよく目立ちます.
そして,山の頂上辺りは木がありません.
そのため多分頂上から見たら景色がきれいなんだろうなあと想像を膨らましていました.


ところでこの山がなぜこのような形をしているのでしょうか?
調べてみると,昔ここには採石場があり,北半分が失われてしまったそう.
どうりで不自然な形をしているはずだ・・


それはそうと,今日はこの山にママチャリで登ってきました.
(詳しいコースは下に紹介します.)
ツタ植物がやたらと目立つ長い長い林道を抜け,
息を切らし自転車を押しながら上ると・・・
(自転車はきつすぎました・・笑 坂もかなり急ですし,登山口に停めて徒歩で上がる事をおすすめします)


おー! すごい.

頂上は予想以上の展望でした.糸島富士と呼ばれる可也山の下に広がる,糸島の田園風景,今津干潟などが見渡せます.
ベンチもありゆっくり休むのにはピッタリです.


しかし実はこの先が目的地なのです.
インターネットで調べたもう一つの眺めの良い展望台.


上に神社がありますが,そこを右に回り込み,上ったところです.
土でできた階段を上って行くと・・
想像していたのとは違う崖のような展望台でした.


そして,家族連れの先客が.
「こっちへどうぞ」
と言われるまま言ってみると・・
おっと・・足がすくむような感じ.


しかし家族連れ前の手前「いいです」とも言えないので笑
前へ張り出したがけ?のような展望台へ.


まさに360°の展望ですね〜!

何も遮るものがない.
この日は風も弱かったのでそよ風にふかれながら,糸島の風景と海を眺めるのは最高でした!



空が本当に優しいなあ.
多くの船が行き来しする穏やかな海を眺めるのは,まさにヒーリング効果抜群です.



そして感動したのが,展望台から東側の海の情景.
能古島の荒々しいがけとこちらの照葉樹林が合わさって,何とも原始的な雰囲気を醸し出していました.
福岡の都市ははっきり見えず,ここが福岡市であることを忘れてしまうような感じです.


展望台にすわったり,寝転んだり,写真を撮ったり・・
波の音を聞きながら,のんびり過ごしました.
ホントにここは穴場スポットですね.


満足して下に降りると,
そこには20人くらいのお年寄りの登山グループが,
「お兄さん写真撮って!」と言われて写真を撮りました.

そこでおじいさんがひとこと.
「お兄さんこんな山に遊びにきてないで,勉強しないと!」
多分おじいさんは冗談だったのだと思いますが,
テスト前なのにぶらぶらしてるところをうまくついていました笑.


さてさてテストのことを忘れさせてくれるいい山でしたね〜
(忘れてはだめ!?)


毘沙門山(びしゃもんやま・福岡市西区・177m)ガイド

  • 毘沙門山へのアクセス.

毘沙門山は糸島半島の東端にあります(今津干潟のちょうど東北にあたります).

今宿ICから出て県道54号線を北上します.
(1)道なりに進み今津町に入ると,コスモ石油のガソリンスタンドがある信号を右へ
(2)今津郵便局がある商店街を抜けると,新しい緑色の看板で「毘沙門山」の道路標識があります.
それに従い右折.
(3)新しい道をしばらく道なりに行きます(「元寇防塁はこちら」という看板がありますがそこは通り過ぎてください).ここが少し分かりづらいです.

右側に大きな碑があるところで,山に通じている道に入ってください(「不法投棄監視カメラがあります」と書いてある道です).
ここが登山口となります.

  • 毘沙門山ガイド

(4)コンクリートの狭い道が続きます.最初は大きな木が続く照葉樹林,しばらくいくとスギ林になります.
車やバイクで上ってくる事も可能ですが,写真のようにかなりの急勾配のところもあるので,
気持ちのよい山道ですし,要所要所にある駐車場に車を停め,歩いてみる事をお勧めします.
山道にはツタ植物が大変多かったです.また湿っているからかセリの仲間も多く見られました.

地図上Bには広い駐車場があります.
ここからはしばらく階段を上って行く事になります.
左側にトイレが見え,明るくなったら頂上はすぐです.
頂上は広く,お弁当を広げるスペースもあります.

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